金融リテラシーとは。あなたは大丈夫?自意識過剰ではない?
ずずずです。
日本人は金融リテラシーが低いと言われております。その前にそもそも金融リテラシーとはどういう意味で使われているのでしょうか。
知らずに金融リテラシーが低い高いと言わないように理解していきましょう。
リテラシー(literacy)とは
情報収集し、情報を知識として取り込み、知識を活用することが出来る能力のことです。
では金融リテラシーとは何なのでしょうか。
金融リテラシー
リテラシー=知識を活用する能力でしたので、生活を豊かにすることを目的とし、金融知識を活用しながら金融資産を形成することが出来る能力。と言えます。
金融における知識をもち、お金を運用し生活しているのかどうか。というのがポイントになるのかなと思います。
この金融リテラシーは残念ながら義務教育である学校では教えてくれないですし、社会人になっても会社は基本教えてくれません。
日本人の風習
何故か日本には子どもはお金なんて気にするな。気にさせたら恥。のような謎の暗黙ルールがありますよね。
私も実際、親から小学生時はもちん、大学生になってもお金のことについて教えてもらうことはありませんでした。
社会人になって、株投資の世界に手を出したことからお金を扱う知識の重要さを知り、現在株投資を行う結果に至ったのですが正直、子どもの時から学んでもいい知識ではないかと思います。
結果として個人のために必要な知識なのであれば限られた時間しかない大人になって自ら学ぶよりも、柔軟な考えをもち、学校と言う現場で子どもの時から金融リテラシーを身につけれたほうがいいと思うのは必然ですね。
また、下記のような報告書もございますのでぜひ目を通してみるのも良いかもしれません。
※大阪経済大学 証券研究部 松岡班作成
自己テスト
金融リテラシークイズ(簡易版)を行えます。試してみてはいかがでしょうか??
私は残念ながら80点でしたwまだまだ金融リテラシーが足りません。。。
100点じゃないのかぁ。。。
海外の金融教育について
海外の金融リテラシーにおける教育について下記の調査が出ておりましたので参考までに見てみましょう。
「海外における金融経済教育の調査・研究」報告書
平成26年3月31日の資料ですが、非常に参考になります。
調査研究対象国
下記の4国が対象となっておりました。
米国
イギリス
ドイツ
オーストラリア
本報告書の内容を書くと長いので割愛しますが、共通して言えることは国が中心となり政策がしっかりと策定され、地域性含めて義務教育時からしっかりと金融教育を行なう流れが出来ており取り組んでいるということが言えます。
金融リテラシーを身につけるには
現在、日本の現社会では、ほぼ知識がつかないことや親からの金融教育する方針ではない限り金融リテラシーを身につける機会はないと思ってもよいでしょう。
学校教育では限度もあり、日本人特有のお金の話はタブー。という暗黙のルールがなくならない限りは何も変化しないと思いますし、国が力を入れたとしても何十年とかかる政策であると考えます。
現在を生きていく為に金融リテラシーを身につけるためには必要性に気付き自己学習するか、親からの教育しかない状況です。
その為、お子様がいらっしゃる家庭はお金の使い方の話し位は最低限出来るようにしたほうが賢明でしょう。
そこから金融知識を学ぶかどうかは本人次第ですが、キッカケを作ってあげるのも大事です。
私には子どもが1人おりますが、出来る限り伝えて行きたいところですし、ジュニアNISAも小額ですが積立しているので、20歳過ぎたら状況を見て、運用を任せるかどうかを見極めていきたいと考えております。
最後に
収入に対し、支出を考え貯蓄をいかに増やせるのか。は個人の知識により左右される現在iDeCoやNISA、つみたてNISAという減税制度や確定申告を行なうなど金融リテラシーが必要不可欠な時代になりつつあります。
投資を始めるには金融リテラシーは必要ですし、若年層から始める為の環境づくりは現代における課題であるため、20年後30年後は10代から親と投資運用を行えるような世界(日本社会)になっていることを期待したいところです。
貯蓄を行うこと。それが大事です。
関連記事
貯金と貯蓄についての違いを理解して金融リテラシーを向上しましょう。
投資していない一般の方のイメージを記事にしました。