何故、若い時から投資が有効なのか。1秒でも早く投資を始めたい気持ちを落ち着かせよう
ずずずです。
投資を始めるには早ければ早いほうがいい。
何故そういわれるのか?考えてみました。
60歳まで投資を行なった際の数字だけを見て行きましょう。
- 条件
- グラフ1:22歳~60歳(38年)
- グラフ2:30歳~60歳(30年)
- グラフ3:35歳~60歳(25年)
- グラフ4:40歳~60歳(20年)
- グラフ5:50歳~60歳(10年)
- 早いほうが有利なのは間違いない
- 1秒でも早くとは言わない
- 最後に
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本来は下落を考慮した年利率としたいのですがシミュレーションに入力がないので注意が必要です。
そして、投資の必要性に気付いた時、早く投資したい!となる気持ちも分かります。
条件
・インデックス投資とし手法を変更しないこととする
・毎月30,000円を積み立てるものとする
・売却はしない
・下落相場は考慮せず年利率を期待値高めの3%とする
・初期投資は0円とする
・60歳までの計算とする
こちらのページを参考とさせていただきリターンを参考とさせていただきますが期待値高い気がします。
この中から選択すると3%を目指すので先進国債券となりますね。
それでは、計算を見ていきましょう
グラフ1:22歳~60歳(38年)
大学を卒業し、社会人1年目を基準とした場合、60歳まで38年となります。
三菱UFJ国際投信のシミュレーション
明治安田アセットマネジメントのシミュレーション
毎月3万円を積み立てすることが出来た場合、2,300万円~2,500万円が見込まれます。
グラフ2:30歳~60歳(30年)
結婚や転職などいろんな転機があるであろう30歳前後から投資を開始した場合を考えます。
三菱UFJ国際投信のシミュレーション
明治安田アセットマネジメントのシミュレーション
毎月3万円を積み立てすることが出来た場合、1,600万円~1,700万円が見込まれます。
グラフ3:35歳~60歳(25年)
35歳から積立した私の場合ですね。
三菱UFJ国際投信のシミュレーション
明治安田アセットマネジメントのシミュレーション
毎月3万円を積み立てすることが出来た場合、1,200万円~1,400万円が見込まれます。
グラフ4:40歳~60歳(20年)
家庭も仕事も落ち着いてお金にも余裕が無い時かもしれませんが、頑張って投資をしたときの場合です。
三菱UFJ国際投信のシミュレーション
明治安田アセットマネジメントのシミュレーション
900万円~1,000万円と言うところでしょうか。
グラフ5:50歳~60歳(10年)
定年まであと踏ん張りし、毎月頑張って継続した場合です。
三菱UFJ国際投信のシミュレーション
明治安田アセットマネジメントのシミュレーション
350万円~450万円ってとこでしょうか。ちょっと定年するには心さびしい金額ですね。
早いほうが有利なのは間違いない
もちろん投資は上昇し続ける世界ではないので、グラフ通りには必ずなるとは限りませんが期待したいところですね(矛盾)
インデックス投資のリターンはグロース株のように10%や20%などのような大きなリターンは得にくいのが特徴の1つですね。
毎月3万円よりも多く投資できれば、リターンも多くなります。
2009年のようにリーマンショック級の暴落となると元本割れする可能性も当然ありえます。
それでも、投資すべきなのは給料が上がらず税金が上がり手取りが減る中で、毎月給料から預金し積み立てていく時代は終わり、金融資産を運用する時代になったこと。
また、一気に儲けることは出来なくても出来る限り分散リスクを取りインデックス投資で積み立てしていくことで複利効果による利益を享受することが今後求められる時代になったからです。
グラフを見ていただければ分かるとおり、10年よりも20年、20年よりも30年と期間が長ければ長いほうが投資金が増えることもあり有利なのは間違いことが言えます。
投資元本が大きければ大きいほど良いと言うことが言えます。
その為、投資は早ければ早いほうが良い。という言い方になります。
1秒でも早くとは言わない
ここで勘違いされ易いですが、1日1秒でも早く始めなくては!という概念になってしまい勝ちですが実際は1年単位で開始するしないを考えればよいでしょう。
とは言いますが投資の重要性に気付く年齢が早いほうが有利と言うことを伝えたいですね。
2017年のような「誰でも勝てる相場」はなかなかないと考え、2018年のようにボラリティの高い相場で生き残り投資していくことは力を入れずに、常に冷静であり続けることが求められるのでじっくりと熟考し投資に手を出すほうが良いと思います。
ネット情報であるブログやツイッターで煽られて投資を焦らず、自分の納得の行く形で投資を実践して欲しいと私は考えます。
最後に
現在はiDeCoや積み立てNISA、一般NISAなど税制メリットの大きい投資環境が整い、これからも徐々に充実していくことでしょう。
投資することの重要性に気付き、一刻も早く投資をしたい。と考えるのは当然です。
人間は思い考え始めたら、出来る限り手を出したいと思うものです。
走り幅跳びでジャンプする前に歩幅が合わなければ一度やり直ししてスタートするのと同じように投資を行なう前にもう一度見直し、再度納得した上で投資を行なうくらい時間を持ってもいいでしょう。
時間とお金は有限なので焦る気持ちは分かりですが、自分自身で考えぬくことが一番大事です。
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