ずずずです。
優待株目的で保有している日本株の1つであるシード(7743)が2018年5月10日に株式分割の発表を行いました。
株式分割とはなんなのでしょうか??
株式分割とは
1株の株価を維持したまま、2分割・3分割など分割することです。
例えば
A社1株の価格が1,000円の企業があり、株式分割を1:4(4分割)にすると発表しました。
そうすると、同じ価格で4分割するので結果、4株で1,000円となります。
単純明快ですよね。
株式分割 | 株式分割前 | 株式分割後 |
1:2(2分割) | 1株 | 2株 |
1:3(3分割) | 1株 | 3株 |
1:4(4分割) | 1株 | 4株 |
1:5(5分割) | 1株 | 5株 |
1:10(10分割) | 1株 | 10株 |
となりますので、覚えやすいと思います。
では、株式分割することで得られるメリットはなんでしょうか。
メリット
株式分割においてメリットを考えてみましょう
1株が安くなるため、投資家が購入しやすくなり流動性が増やせる
1株が分割されて株価がさがるので、狙っていた投資家が買いやすくなります。
その為、投資家が参入しやすくなる状況になるので売買が頻繁に行われ流動性を増やすことになります。
株式分割は高くなった株価をさげ、投資家の参入しやすい状況を作ることを見越して行う企業が多いと思いますので本狙いは資本増と流動性増でしょう。
配当金が増える(可能性がある)
株式分割を実施したら、配当金も減配されたり結果同じ配当金で調整するのではないかと考えますが、多くの企業は配当金そのままであり分割した分だけ配当金が増加する可能性が高いです。
例えば1株100円の配当金を実施している企業Xが株式分割1:5(5分割)とした場合、1株が5株になって配当金そのままだと500円配当金が手に入ります。
これは嬉しい誤算ですね。
※ただし、調整される可能性もあるので企業からの情報は良く調べておきましょう。
分割で増えた分だけ、売買しやすくなる
現在日本株市場は100株単元での取引となっておりますが、株式分割で増えた分だけ売買できる株数が増えるので売りやすくなります。
例えば100株保有しており、株式分割1:3(3分割)で300株になったとします。
100株での株価は下がってしまいますが、200株売っても100株残るため、株主優待の条件を満たしていれば売りやすくなります。
デメリット
投資家については特にないと考えます。
企業側は投資家が増えることから、優待者が増えたり郵送物が増えるコスト増が増えることです。投資家が増えることから、資本は増えるのでデメリットではないかと思います。
保有銘柄の分割(シード)
現在保有している日本株が初めて株式分割する状況にワクワクしております。
こちらが1:3(3分割)となるので300株になるわけですね。
また、楽天証券で情報が出ておりました。
こちらも記事がございました。
最後に
株式分割はなかなか狙ってやるものではなく、保有していて分割したらラッキーな心意気で良いと思います。
買い増ししたり売買したりすると結局手数料もかかり無駄な投資になる可能性もあるので何も触れないのが一番いいかもしれません。
ただ、私自身10年近く投資をしておりましたが株式分割する銘柄は初めてです。特に対応することもないですが、心だけはドキドキワクワクします。
株式分割で儲かりやすくなるかと言うと特には無いですが保有している企業としては一イベントですから注目だけしておきましょう。