2008年9月15日 リーマンショックから10年経過。その時どんな状況だったか思い出す。
ずずずです。
2008年9月に発生した投資家でなくても知らない人はいないでしょう。
本記事は下記2名のブロガー様が書いているのを見て私もと思い書き始めました。
当時、投資はしておりませんでしたが証券口座を開設した時期にもなるので開設時期は良かったなと感じました。
Keyさんの記事を見て、私も振り返って思い出してみようと思い書いてみました。
よしぞうさんが耐えきった理由について書いておりますのでリンクをUPさせて頂きます。
リーマンショックとは
米国の銀行であるLehman Brothers Holdings Inc.(リーマンブラザーズ・ホールディングス)の経営破綻がキッカケとなり世界的に金融不安となった出来事。
10年という数字だけ見れば長い年月ですが、色々なことが日々ありあっという間に過ぎてきた気もします。
2008年私は。
私は社会人4年目でした。
2005年に大学卒業し初めて入社した会社を丸2年で辞め、転職後であるIT業界で2年目として働いてました。
同僚との関係や仕事内容については充実した毎日を過ごしておりました。
会社での立場
転職後2年目で、新人。
現場に出向き、お客さんと懸命により良いシステムを導入するために、提案や構築対応を必死にこなしておりました。
2008年9月~12月
当時は株投資はしておりませんでしたので、「世界は大変そうだな」と言う状況でした。
仕事はたくさんありましたし、取引先も大きな変化はなく毎日過ごしておりました。
今思うと周りでは中小企業のプロジェクト延期が増えていた話を聞いていた記憶があるので序章はあったのだと考えます。
私への影響
・2008年冬のボーナスカット
だけでした。
投資を行っていなかったため、金融における不安はなく仕事に追われていたので気にならなかった(要は他人事)の感覚でした。
毎月の給料や残業代は問題なく頂いていたので、ボーナスも普通に頂けるのかなと思っていたのですが、経営層では違っていたようです。
毎年決まったボーナス支払い日近くになり、おおよそ1週間前くらいでしょうか。
「大事な報告があります」と、会社よりお集まりの連絡がきました。
大事と言うことで、サラリーマン。忙しい時間を調整し参加しました。
報告会の状況
「ボーナスを支払うことが出来ません。申し訳ございません」
深々と顔をさげる役員たち。今思えば社長はいなかったので逃亡してたのでしょうか。
当然、怒号が飛び交います。
「謝れば済む問題じゃない」
「どうすんだよ。ローンとかあるんだぞ」
「もっと早く報告できたのではないか?なぜこんな近々なのか」
などなど。まぁよくある感じです。
この報告会より、退職者が続々と増えた記憶です。30人以上辞めたかな。
私は報告を受けて何を考えたか。
「会社が倒産しなければよい」でした。
まだ、社会人4年目の26歳の転職したばかりのぺーぺー。
話しを聞けば、
・ボーナスは払えないが給料減は避けたい。(支払元は一緒だから当然ですよね)
・今の状況であれば倒産などはない。
・尊敬する先輩が辞めないと判断した。
・経営層の人たちも普段は良い人たちで信頼していた。
ことから基本的には問題ないだろうと信じて、残りました。
また、知らない間に危機は近づいており、気付かない自分にがっかりしました。
そこからですね。株投資含め本業以外に収入源を作りたいと考え始めたのは。
その時、日本株市場は。
2008年から2012年は変わらずの状況。アベノミクスにより徐々に上昇しております。
線表だけ見ると荒いですね。米国株のVTIやS&P500に見慣れてしまうと。
私は、この下落を見て2010年に投資開始したので絶好のタイミングでした。
こう見るとやはり株市場を見極めること、将来を予測することは難しいことが分かります。
米国株市場は。
よく見るグラフだと思いますが、一番落ち込んでいる時期ですね。
VTIが44ドル付近です。
当時はVTIや米国株市場に投資するなんて、1ミリも頭になかったので知らないことが悔しいですね。
最後に
未投資家だった2008年のリーマンショック。投資家となった現在。
同じレベルの〇〇ショックが起こったときが怖いのは事実ですね。
投資先にもよりますが米国市場がリーマンショック級で50~60%前後の下落だと考えると、半分になると想像しておきましょう。
大丈夫だと思っていても実際はそのときの環境や精神状態により大きく左右されます。
投資は最終的には自分との闘いですので、リスク許容度も考えていきたいです。
出来れば、経験せずに投資をしていきたいですが、予測は難しいですから投資ルールをたてたら愚直に守っていきましょう。
投資ルールは変えていいわけです。
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