ずずずです。
株価が下落するとニュースやTVなどで聞いたことありませんか?
恐怖指数 または VIX(Volatility Index)指数 という言葉。
これってなんだか分かりますか?
Wikipediaには下記のように書いております。
恐怖指数(きょうふしすう、英: volatility index, VIX)とは、シカゴ・オプション取引所(英語版)(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数。数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされる。通常は10から20の間で推移する。1993年より発表されるようになった。
分かり易くいうと、投資家が現在の市場に対する心境を表した指数となります。
市場が落ち着いているときは10~20の間が多いです。
数字が増えると恐怖指数があがっており、投資家の心理が緊迫し不安な状況になっていると言うことです。
10年前のリーマンショック時は89でした。
とても大きい数字と言うことから投資家は非常に荒れた心だったと言うことが分かります。
2018年の2月下落時は38
いつから
1990年1月から計算され発表されております。
ボラリティとは
株価変動(下落幅や上昇幅)がとても大きいことです。
例えば、1株10万円だったものが、急落し5万円になったり15万円になったりすることです。
こういったことをボラリティが高い(大きい)と言われます。
何を基準としているのか。
米国株を代表するS&P500のボラリティ(株価変動)を元に算出された指数となっております。
恐怖指数が上がると何が起こるか。
基本的には利確を狙う投資家が多いため、株売却が増えます。
その為、株価が下落します。
そして、投資家界隈がざわざわします。
恐怖指数が上がると株価は下落する。と思ってもいいくらいの指数です。
上がり続けたまま維持することはなく、基本的には10~20の間に戻ります。
リーマンショック時89もあった指数ですが、1年後には15前後にまで戻ってます
過去の参考指数
こちらのHPより引用します。
米国VIX指数の過去の主な高値と出来事
1997年10月 38.20 アジア通貨危機
2008年 9月 42.16 リーマンブラザーズ破綻
2008年10月 89.53 リーマンショック
2010年 5月 42.15 欧州ソブリン危機
リーマンショックの恐怖指数
89.53と言う指数になっており、いま考えてもとんでもない事件だったことが分かります。
恐怖指数があがり、下落がくると保有銘柄の評価額も下がる為、投資家としては不安な気持ちになりますが新規買付けや買い増しを行なうチャンスでもあるのは言うまでもありません。
どのぐらい下落するのかは誰にも分かりませんが、自分が買いたい時を基準に何回か(3回くらい)に分けて買付けして行きたいものです。
最後に
VIX指数(恐怖指数)覚えておきましょう。
ニュースなどを見て聞いた時に理解しておいた方が世の中の流れを組みとりやすくなります。
「恐怖指数」と呼ばれるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)が10日、今年2月以来最大の上昇となった。市場には今年初頭に続き、再び株価急落が起こるのではないかとの警戒感が広がった。
VIXはこの日44%上昇し22.96となった。2月初めに記録した37.32にはまだかなりの開きがあるものの、上昇がこの数日間続いたことに加え、ペースの急激さを警戒し、トレーダーが取引を控える可能性がある。VIXの長期平均は19.3前後。
少しでも下落すると不安な気持ちが生まれますが、保有している銘柄を信じてホールドしましょう。
狼狽売りではなく、計画した売却を行いましょう。
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暗黒時代もありましたので下落もありますね。
VTIを先日購入しましたがすでに10ドル近く下落中です。